エンゼルス大谷翔平投手が開幕から投打二刀流で活躍する中、4月4日(日本時間5日)は日本人投手3人が揃って先発登板。全員が5回を投げそれぞれ先発としての役割を十分に果たした。それぞれ立場は異なるが、今季初登板は順調なスタートを切ったと言えそうだ。
開幕前に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)にも参加したパドレス・ダルビッシュ有投手は制球に苦しみ、6四死球と乱れたものの、要所を締めて3安打1失点。後続の投手が打たれ今季初勝利とはならなかったが、今ひとつコンディションが上がらなかったWBCと比べても、徐々に上向きになっているようで、今後に期待を持たせた。
昨季はシーズン途中に先発からリリーフに回り悔しい思いをしたブルージェイズ・菊池雄星投手には力強さが戻った。2回にソロ本塁打こそ浴びるものの1、3、4回は三者凡退とリズムのいい投球。5回のピンチを2者連続の空振り三振で切り抜けると、5回3安打1失点・69球で降板し、うれしい今季初勝利を挙げた。この内容なら、今後も先発ローテーションの一角として機能できそうだ。
そして気にかけるファンが最も多かっただろうツインズ・前田健太投手も、復活登板で結果を出した。右ひじ手術から591日ぶりのマウンドだったが、失点はソロ本塁打の1点だけ。ストレートは140キロ台ながら、低めに集めた変化球も有効で5回3安打1失点9奪三振と上々。負け投手にはなったが、復帰登板としては満点以上と言えるだろう。
明日5日(同6日)には大谷も今季2度目の先発マウンドに上がる。先輩投手たちの力投を知って、さらに力の入った投球を見せるか注目だ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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