【MLB】マリナーズ－エンゼルス（4月5日・日本時間6日／シアトル）
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場、投手として今季2度目の先発マウンドに上がり6回111球を投げて3安打1失点8奪三振6四死球の内容で、勝利投手の権利を持って降板した。
この日の大谷は立ち上がりから乱調気味だった。1回、先頭打者から2者連続で四球を与えてピンチを招くと、3番スアレスにライト前に弾き返され、先制タイムリーを許した。同イニングでは今季から導入されたピッチクロックに違反して、初めてボールを宣告されるシーンも見られた。それでも2回には女房役の捕手オホッピーに2ランが飛び出し逆転に成功した。
ただ2回以降も制球が定まらず、3回には3四死球を出した。特に5番ヘルナンデスにこのイニング2つ目の死球を与えたところでは、珍しく大谷に向けて球場から大ブーイングが起きた。それでも2死満塁のピンチをなんとかしのいで、味方の援護を待った。苦しみながらも徐々に調子を立て直すと、ラストイニングとなった6回にはスライダー、カーブを駆使して3者連続三振。最後は大谷らしさ全開でマウンドを降りた。
大谷は開幕戦で6回2安打10奪三振無失点と好投しつつも、中継ぎ投手が打たれて勝利投手の権利が消えることに。この試合は自らのタイムリーもあり3点リードの状況で降板。今季初勝利を、リリーフ陣に託した。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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