【MLB】ブリュワーズ-カージナルス(4月7日・日本時間8日/ミルウォーキー)
カージナルスのドノバンにビッグプレーが飛び出した。センターに抜けようかとする鋭いあたりに飛びつきアウトにした。これには「さすがプロスペクト」と称賛の声が寄せられる一方で「今のはシフト違反に入らない?」と、新ルールに困惑する声もあがった。
2回裏のブリュワーズの攻撃、2死一、二塁という場面で9番打者のウィーマーが放った打球はセンターへ抜けそうな当たりだったが、これをカージナルスのセカンドを守るドノバン内野手がナイスキャッチ。素早く一塁に送球し、ウィーマーをセカンドゴロに打ち取った。抜けていたら先制点を奪われる打球だっただけに、ドノバンのファインプレーを見たカージナルスファンはホッと胸をなでおろした。
しかし、ドノバンが打球をキャッチした場所はややショート寄りの位置。MLBでは今季からシフトを敷くのが禁止されたため、視聴者からは「今のはシフト違反では?」という声も上がった。
今回の新ルールでは、内野手が2塁ベースを境に左右2人ずつに分かれなくてはならない。今回のシーンで、ドノバンのスタート位置は一、二塁間であり、打球を追いかけて二塁を超えたもの。そのためシフト違反には当てはまらなかったと考えられる。
ちなみにドノバンは昨季、ルーキーながら126試合に出場し、ゴールデングラブ賞ユーティリティ部門を受賞した守備の名手。そのスーパープレーに視聴者からは「さすがプロスペクト」「すげぇいいプレー」と称賛の声があふれた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





