【MLB】エンゼルス9-5ブルージェイズ(4月8日・日本時間9日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平が「3番・DH」で先発出場。同僚の思いがけない珍しいヒット、そしてホームへの生還に対して「持ってるね~」といった様子の笑顔とハイタッチで祝福。ベンチ内も大盛り上がりとなる場面にほっこりする一幕があった。
4点を追う3回裏、エンゼルスは7番・ウルシェラからの打順。ウルシェラは二遊間に強いゴロを打つと、これがブルージェイズ遊撃手・ビシェットの足に当たり外野深く、転々と転がった。この隙を突いてウルシェラは一気に三塁まで到達。直後の記録は三塁打とされたが、その後、この珍しい一打は内野安打とビシェットのエラーに訂正された。
このプレーにABEMAで解説を務めている西岡剛氏は「スピード緩めず、しっかり三塁まで走り切りましたね、ナイスランですね!」と賛辞を送り、視聴者からも「あれで三塁かよw」「蹴ってもエラーにならんとかw」「こーゆープレーいいよ、気持ち入ってる」と珍しい形ながら、三塁に到達したウルシェラの打席を称える声が相次いだ。
続く8番・レンヒーフォの一ゴロの間にウルシェラはホームに生還。そんなウルシェラに対して、大谷は満面の笑みを浮かべると「持ってるね~」といった様子のハイタッチ。ベンチ内も大盛り上がりとなった。
その後、エンゼルス5回裏の攻撃。レンヒーフォの今季1号ソロ、トラウトの逆転3号3ランで一気に逆転に成功すると、8回にはレンフローにも1号2ランが飛び出すなど、ブルージェイズのお株を奪う一発攻勢で見事な逆転勝利。今季ホーム初勝利を収めた。
きょうの大谷の打撃成績は空振り三振、右二塁打、四球、見逃し三振。明日(同10日)、ブルージェイズの先発は菊池雄星投手が予定されており、花巻東対決にも注目が集まる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





