【MLB】エンゼルス11-12ブルージェイズ(4月9日・日本時間10日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場し3回1死一塁から、花巻東の先輩であるブルージェイズ菊池雄星投手から、今季3号となる2ランを放った。打球の行方は大谷が得意とする左中間席へ飛び込むものだったが、外角のボールを流し打ったのではなく、なんと内角低めのボール球を絞り込むように弾き返し、規格外のオーバーフェンス。まさに大谷でしか打てないというパワーとテクニックが凝縮した一発となった。
【映像】内角低めのボール球を弾き返した大谷翔平の超絶テクニック
大谷の好調時のバロメーターは、センターからレフト方向、特に左中間へ強く高い打球が飛ぶようになること。ライト方向へ完璧な当たりが飛ぶと、いわゆる「確信歩き」をしながらホームランとなる瞬間を見届けることになるが、大谷のすごさがわかるのはやはり左中間最深部に飛び込む一発だ。
今季放っていた2本はいずれもセンターからややライト方向。ところが今回の第3号は、まるで内容が違った。カウント2-1と打者有利の場面から振りに出たのは、菊池が外角低めを狙ったものの、抜けて内角低めに行ったスライダー。普通であればこれを引っ張りに行く打者が大半だが、これを内側からバットを絞り出すように振り抜くのが大谷。仮に同じように打っても内野の頭を越える程度がやっとだろうが、高く上がった打球がそのままフェンスを越えてしまうあたりも規格外だ。
逆に大谷の不調サインといえば、強引に引っ張りに出て打球が上がらずゴロが増えるという現象がよく知られるところだが、これだけ内側から振り抜く「究極のインサイドアウト打法」が続けば、勢いも簡単に止まることはない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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