「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、1979年から続くガンダムシリーズのTVアニメ最新作です。「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」以来5年ぶりのTVシリーズとなります。2022年10月から第1クールが放送され、2023年4月から第2クールが放送中です。
この記事では、反スペーシアン組織である「フォルドの夜明け」に協力する、ソフィ・プロネについて解説します。
目次
- ソフィ・プロネが登場するアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」とは
- アニメ「水星の魔女」ソフィの基本情報!所属や声優などを紹介
- ソフィが搭乗するガンダム「ルブリス・ウル」とは
- もう1人のガンダムのパイロット、ノレアとの関係は?
- ソフィは死亡した?
- アニメ「水星の魔女」ソフィの名セリフ4選
- アニメ「水星の魔女」ソフィの髪型は松田聖子に似てる?
- アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」ソフィのまとめ
ソフィ・プロネが登場するアニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」とは
「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の舞台となるのは、小惑星に建造された「アスティカシア高等専門学園」です。A.S.(アド・ステラ)122年に、主人公のスレッタ・マーキュリーが水星から転校してきたところから物語が始まります。
謎めいたストーリーや個性的なキャラクターに加え、企業間の闘争や親子関係、禁止されたガンダムなど、複雑に入り組んだ設定も「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の魅力の1つ。さらに、宇宙居住者をスペーシアン、地球居住者をアーシアンと区別し、スペーシアンがアーシアンを見下す差別問題も描かれています。
アニメ「水星の魔女」ソフィの基本情報!所属や声優などを紹介
ソフィは、反スペーシアン組織フォルドの夜明けに派遣されているパイロットです。搭乗するモビルスーツは、ガンダムタイプの「ルブリス・ウル」。ボリュームのあるミディアムヘアが特徴的で、欲求を満たすためなら暴力をいとわない直情的なキャラクターです。
ソフィの基本情報【プロフィール】
■名前 ソフィ・プロネ
■所属 フォルドの夜明け
■居住者区分 アーシアン
■搭乗モビルスーツ ガンダム・ルブリス・ウル
ソフィのプロフィールは、アーシアンであること以外はあまり分かっておらず、年齢も不明です。フォルドの夜明けが有するもう一機のガンダム「ブルリス・ソーン」のパイロットであるノレア・デュノクとバディを組んでいて、よく一緒に行動しています。
初登場は第10話。荒廃した様子の地球にて、ソフィはスレッタが登場する株式会社ガンダムのPVを見ていました。ED後のCパートでは、フォルドの夜明けの代表であるナジ・ゲオル・ヒジャとともに輸送船をハイジャックしています。その後、第11話では、デリング・レンブランやプロスペラなどがいるコロニーの区画を切り離す作戦の実行役となりました。
ソフィは、ルブリス・ウルと同じくガンダムタイプのモビルスーツであるエアリアルと、パイロットのスレッタに強い興味を持っているようです。第11話では、エアリアルの戦闘データを見ながら目を輝かせるシーンもありました。スレッタに出会えたときには、喜びを表現して自らを「地球の魔女」と名乗っています。第12話のエアリアルとの戦いではノレアと2人で挑みましたが、エアリアルの強力なビーム兵器により撤退を余儀なくされました。
ソフィの基本情報【声優】
ソフィの声を担当しているのは声優の井澤詩織(いざわ しおり)さんです。
代表作に「失格紋の最強賢者」イリス役や「チェンソーマン」ポチタ役などがあるほか、ゲームでも多くの作品に出演しています。なかでもスマートフォン向けゲーム「Tokyo 7th シスターズ」では、芹沢モモカ役を演じながら歌唱も担当。さらに、作品のライブにも出演しています。また、2023年には写真集を出したことでも話題になりました。
ソフィが搭乗するガンダム「ルブリス・ウル」とは
■正式名称 ガンダム・ルブリス・ウル
■型式番号 EDM-GA-01
■頭頂高 21.2m
■重量 75.9t
ルブリス・ウルは、フォルドの夜明けが所有するガンダムタイプのモビルスーツです。ヴァナディース事変以前にオックス・アース社が開発していたルブリス量産試作モデルをベースに作られています。
おもな武装は、ビームガトリングガンや背部のフェーズドアレイキャノン、ビームサーベルなどで、第11話では背部にビーム照射攻撃が可能な追加装備を装着しています。この武装は、デリングやプロスペラなどがいるコロニー区画を切り離すのに用いられました。また、使用後にすぐ外したことから、作戦遂行を目的とした武装だったと考えられます。
もう1人のガンダムのパイロット、ノレアとの関係は?
ノレア・デュノクは、フォルドの夜明けのもう1人のガンダムのパイロットであり、ソフィのバディです。性格は感情的なソフィとは異なり冷静。第10話で初登場し、ソフィと同じ作戦に参加しました。
ノレアが搭乗するガンダム「ルブリス・ソーン」は、ルブリス・ウルと同じくルブリス量産試作モデルをベースに作られた兄弟機です。
ソフィは死亡した?
ソフィは第12話のエアリアルとの戦いから撤退する際に「また会いに来るね。スレッタお姉ちゃん」という言葉を残しています。そしてその言葉通り、第2クール初回となる第13話にてアスティカシア高等専門学園に転入、スレッタと親交を深めるものの、ニカ・ナナウラを巡ってのトラブルから決闘を行うことになります。
第14話にて、決闘の場にソフィはなんとルブリス・ウルで登場。プラント襲撃犯ということがバレてしまうものの、まったく意に介する風もなく、プラントを破壊するほどの火力で攻撃を続けます。ですがスレッタと互角に戦っていたものの、エアリアルのオーバーライドを受け沈黙。スレッタがルブリス・ウルのハッチを空けた時、ソフィが動くことはありませんでした。
ソフィが死亡したかどうかですが、ハッチ内の状況や直後のノレアの発言から、死亡はほぼ確定と思われます。死亡の原因ですが、エアリアルのオーバーライドの影響によるものとも受け取れますが、ノレアの「あなたが殺す前に、ソフィは(ガンダムの呪いに)殺された」のセリフが正しければ、ルブリス・ウルのデータストームによる負荷が直接的な原因と解釈できます。
アニメ「水星の魔女」ソフィの名セリフ4選
ここからは、ソフィの名セリフを紹介します。ソフィはまだ登場シーンが少ないですが、性格をよく表しているセリフもいくつか出てきました。今回はそのなかから4つを厳選して紹介します。
「スレッタ・マーキュリー、会いたいなあ。会えるかなあ」
第11話にて、ソフィがスレッタとエアリアルの動画を見ながら言ったセリフです。同じ“魔女”であるスレッタへの、好奇心の強さがわかります。セリフの直前では瞳を輝かせていて、気になることには好奇心を隠しきれない子供のような顔を見せました。
「初めまして水星の魔女さん。あたしはソフィ・プロネ。地球の魔女よ」
第11話の最後に、ソフィがスレッタを見つけたシーンで言ったセリフです。動画を見て興味を持っていたスレッタに会えた喜びを表しながら、同じ“魔女”としてスレッタを意識していることが分かります。その後、第12話では、エアリアルを持ち出させようと、生身のスレッタ相手に攻撃する恐ろしい一面も見せました。
「でも……あたし、生きてるっっ!! 」
第12話にて、パーメットスコア4を使ったあとに苦しみながら放ったセリフです。痛みを感じることで生を実感する様子が垣間見えます。
「ハート撃ち抜かれちゃった」
第12話にて、エアリアルのビーム兵器の威力を見た後のセリフです。このビームは、かすっただけでモビルスーツの足を溶かしてしまいました。エアリアルの強さを目の当たりにして、一層興味を持ったことがわかります。
アニメ「水星の魔女」ソフィの髪型は松田聖子に似てる?
ソフィはボリュームのあるミディアムヘアが特徴的。じつはこの髪型が、松田聖子さんに似ているとSNS上で話題となっています。さらに、バディを組んでいるノレアの髪型は山口百恵さんに似ていると言われていて、往年のアイドルが2人のデザインモチーフになっているのではと噂になっています。
Twitterでは、「ソフィが松田聖子でノレアが山口百恵イメージだったのか」「ノレアとソフィが山口百恵と松田聖子モデルって聞いてからめちゃくちゃ心ときめいてる」などの声に加え「何か意図みたいなのがあるんかね?」と考察を巡らせるコメントも見受けられました。
アニメ「機動戦士ガンダム 水星の魔女」ソフィのまとめ
ソフィはフォルドの夜明けに派遣されたガンダムのパイロットです。第1クールではエアリアルの強さに敵わず撤退しましたが、第2クールでいきなり学園に編入してくるという大胆な行動を見せています。第14話で死亡と思しき描写がありましたが、今後回想などで登場するかが気になるところです。
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