【MLB】レイズ1-0レッドソックス(4月10日・日本時間11日/セントピーターズバーグ)
レッドソックスの吉田正尚外野手が「4番・レフト」で先発出場した試合で、レッドソックスの2番ディバースが低めのボール球をストライクと判定され見逃し三振に倒れる不運な場面があった。ディバースはしばらく打席から離れず、憮然とした表情を見せていた。
投手戦となったこの試合、6回のレッドソックスの攻撃で2死ランナーなしで2番のディバースが打席に入った。ディバースは2021年にオールスターに選ばれる活躍で38本塁打113打点を記録し、昨季も27本塁打を放った強打者。この打席でディバースは2球目の低めのカーブをファールした後、3球目の低めのシンカーを見送ったがこれをストライクと判定されてしまう。ディバースは文句こそ言わないまでも、「本当?」とでも言いたげに球審を見つめた。
これが仇となったか、続く4球目のさらに低いシンカーを見送ったところ、球審はストライクをコール。実況も「おおーっと、これもストライクか!」と声を上げ、MLBのデータサイトでも明らかにストライクゾーンから低く外れたボールだったが、見逃し三振となってしまった。ディバースは三振後、打席に入ったままプロテクターやバッティンググローブを外すと、その場に叩きつけ静かに怒りを表していた。
ネット上でも「え?」「マジか」「ひでえなw」「いやいや」と異論が噴出。「これはキレていい」「これで見逃し三振はデバースさんかわいそうやったな」という声とともに、「時短の一環」「審判早く帰りたい」と球審を皮肉る声も目立った。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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