古くからある麻雀格言は、令和でも健在だった？プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ、4月14日の第2試合。南をカンした選手が放銃の憂き目にあい、ファンからは悲鳴が続出した。
南1局1本場。3800点持ちのラスに沈み、挽回を期すEX風林火山・二階堂亜樹（連盟）が終盤に南をアンカン。これを見たプレイヤー解説の赤坂ドリブンズ・園田賢（最高位戦）は「『南カン（難関）アガリ目なし』って言ってね、麻雀打ちはしづらいですね」と、古くからあるダジャレについて一言。同じくプレイヤー解説の赤坂ドリブンズ・丸山奏子（最高位戦）は「覆してみろ！」と亜樹へエールを送った。
しかしリンシャンから持ってきた4索はKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人（連盟）のリーチの当たり牌。放送席からは「ああー！」と悲鳴が上がり、亜樹はあえなく放銃となってしまった。佐々木はリーチ・赤・裏ドラで5200点のアガリ、カン裏が1枚乗るというなんとも皮肉な結果に。丸山は「アガリ目なしとか言うからこんなことに！」。園田も「何ということだ…」と絶句した。
アガれないどころか、放銃で親が落ちる最悪の展開。実況の小林未沙は「笑えないですよ亜樹選手は」とその心中を慮った。亜樹はこの局について試合後に「『テンパイで親ではオリちゃダメ』と何回も言われてきたんで」と説明。「カン、しますね」と自分に言い聞かせるように語っていた。
“負の格言”通りに苦しい結末。視聴者からも「言っちゃうからあw」「これは可哀想なやつ」「格言つよすぎなのよ」と、このダジャレの健在ぶりに多数のコメントが寄せられていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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