4月9日にZOZOマリンスタジアムで行われ千葉ロッテマリーンズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦でプロ初登板した楽天・内星龍について、その投球フォームが、オリックス・バファローズのエース・山本由伸の“完コピ”だと、プロ野球ファンの間で早くも話題となっている。
【映像】衝撃!オリ山本由伸を“完コピ”しすぎ 楽天・内星龍の投球フォームが話題に
6-0、ロッテ6点のリードで迎えたこの試合の3回裏・ロッテの攻撃で、降板した先発・岸孝之の後を受けての2番手として、プロ初登板のマウンドとなった内は、既に投球練習時からスタジアムの客席からある種のどよめきにも似た声が上がるほどに、オリックス・山本にそっくりなフォームでの投球を披露。ゆったりとした動きから滑らかに身体を使って投げ下ろすその姿は、まるで山本が楽天のユニフォームを着ているかに見えるほどの“完コピ”ぶりとあって、すぐさまネット上の野球ファンの間でも大きな話題となった。なおこの日、内は3イニングを投げ、ロッテ打線をノーヒットに抑える好投を見せている。
こうした内の投球フォームについて、自身も投手出身の野球解説者・五十嵐亮太氏は、4月14日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)に出演した際に、その投球映像を見るなり、「ユニフォームの色変わったなというのと、身長も…だいぶ大きくなりましたよね(笑)。」と、冗談を交えつつコメント。「(山本のフォームを)意識してると思います。このフォームになる前もちょっと似てるなって、僕思ってたんですけど、本人、意識してるみたいですよね。」と、フォーム変更前から似ている印象はあったものの、その後、現在のフォームになったことで、山本とそっくりになったことを説明。そうした上で五十嵐氏は、「野球選手って、違う選手の真似とかするんですよ。僕もしてたんだけど、それがハマればいいし、ハマんなければ違うフォームにすればいい。僕も(現役時代)山本投手の腕の使い方を1回真似しようとしたけど無理でした。彼(内)の場合は腕や体の使い方が合うということなんですよね。」と、内が自分に合うフォームを模索した結果、山本のフォームを“完コピ”する形になったのではないかと推測した。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)