【MLB】レッドソックス5-3エンゼルス(4月14日・日本時間15日/ボストン)
あわや仲間の大事故発生という事態を回避したのは、陽気な投手の胸熱ファインプレーだった。4回、レッドソックスの攻撃中、ファウルフライが三塁側のエンゼルスベンチぎりぎりに舞い上がった。これをサードのレンドンが果敢にキャッチに行くも、勢い余ってそのままベンチへ。階段を踏み外すようになったところを、控え投手のスアレスががっちり受け止めて転落を防いだ。体を張って仲間を救った行動に、ファンから「いなかったら完全に階段で事故ってるな」「スアレスあちぃ」と絶賛の声が殺到することになった。
そのままベンチに飛び込んでいたら、どんな惨事が待っていただろうか。レンドンはナショナルズ時代の2019年シーズンに打点を獲得。翌年からエンゼルスに移籍をしたが、そこからは3年間は故障続き。今季の年俸は約50億円にもなる中、なんとか今季こそ本来の力を出して、フルシーズン戦い抜いてほしいというのがチームやファン、全ての人の願いだ。
周囲から、けがの心配もされる中、レンドンはハッスルプレー。4回、ふらふらと上がった打球に対して迷わずダッシュ。ベンチぎりぎりであることを一瞬確認はしたが、そのまま大きく手を伸ばしてキャッチにいった。一度グラブにボールを収めたかに見えたが、惜しくもボールはポロリ。ファインプレーとはならなかった。
ただ、この後には別のファインプレーが待っていた。突進してくるレンドンに対して、両手を広げて壁になるように立ちはだかっていたのは、控え投手のスアレスだ。普段から階段付近にいるため、スアレスにとっては“定位置”だったが、フライの行方を気にすることはなく、レンドンがけがをしないようにと受け止める準備ばっちり。その結果、レンドンも右腕をスアレスの右肩に引っ掛ける形で落下を防ぐことに成功。そのまま転げ落ちていれば捻挫や打撲、あるいは骨折までありそうなシーンだっただけに、ファンからも「いなかったら完全に階段で事故ってるな」「安定感ある支え」「スアレスのクッション」「体張って受け止めたスアレス」「スアレスあちぃ」と大絶賛だった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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