【MLB】レッドソックス9-7エンゼルス(4月15日・日本時間16日/ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場し、2回の第2打席に打撃妨害で出塁した。レッドソックスの捕手、ウォンもそれほど極端にミットを前に出していたわけでもないが、大谷の長いリーチによってぎりぎりまでバットを出せる技術に呆然。いかにも大谷ならではというレアプレーが誕生した。
カウントは1-2。追い込まれた大谷は、様々なコースや球種に対応すべく、じっくりと引き付けて打とうと心がけていたのか、4球目に来たチェンジアップに対して、自分の前をほぼ通過しかけたあたりで、すっとバットを出した。193センチの長身である大谷はリーチも長く、低めや外角など体から遠いコースに対してもよくバットが伸びる。これがキャッチャー方向に伸びた。
びっくりしたのは捕手のウォンだ。打撃妨害が発生する際は、捕手が極端に前に出る、ミットを突き出すように捕るケースで起こりやすいが、ウォンの捕球姿勢を見る限り、さほど極端なものは見られなかった。ところが今回は、普通にキャッチしにいったにもかかわらず、自分のミットを大谷が“ヒット”。大谷はさらに後から来たボールまでバットに当てる離れ業をやってのけた。
大谷も咄嗟に「おいっ!」とアピールし打撃妨害を認められたが、ウォンは本塁付近で「なんで当たったんた」「俺まで打つわけ?」とばかりに本塁付近で呆然。ファンからも戸惑いの声が集まっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性