会心の当たり＆好走塁に大谷翔平も気分上々二塁上で両手を挙げてベンチに向けてノリノリポーズがかわいい

【MLB】レッドソックス9－7エンゼルス（4月15日・日本時間16日／ボストン）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場し、6回の第4打席にセンター前へ勝ち越しとなるセンター前ヒットを放った。打球速度107.4マイル（172.8キロ）と久々に気持ちのいい当たりを放ち、かつ送球間に二塁を陥れる好走塁を決めただけに、本人も気分上々。二塁上でベンチに向かって両手を挙げて、かわいらしくノリノリポーズをしてみせた。

【映像】二塁上でノリノリポーズを決める大谷翔平

　大谷は前日までに2試合続けてヒットは放つものの、今一つ気持ちのいい当たりではなかった。第3打席にもレフト前に渋く流すヒットは出たが、これもどん詰まり。連続出塁記録を36試合に伸ばしたものの、なかなか大谷本来の弾けるような打球は見られていなかった。

　そんな鬱憤を晴らせたのが第4打席だ。ボール1つにファウル3つで、カウント1-2と追い込まれていたが、初球から積極果敢に振りに出ると、5球目に来た外寄りのストレートを強振。打球は相手投手の近くをあっという間に通過するタイムリーヒットとなった。センターがダイレクトでバックホームするのを確認すると、すかさず俊足を飛ばして二塁を陥れる好走塁。打って走ってと、大谷の魅力・持ち味が十分に発揮されたプレーだった。

　初回から激しい点の奪い合いとなったこの試合。6-6という状況から放った貴重な一打に本人のテンションも一気に上昇。二塁にスライディングを決めた後にすっと立ち上がると、両手を大きく上に掲げてから人差し指をベンチに向けて、何度もくいっ。さらに力こぶを出すようなガッツポーズと笑顔も見せていた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）