【MLB】パドレス10-3ブリュワーズ(4月15日・日本時間16日/サンディエゴ)
絶好の野球観戦日和といえる晴天のサンディエゴで行われたブリュワーズとパドレスの一戦で、場内が一時騒然となるシーンが起こった。強烈なピッチャー返しを浴びたブリュワーズ・バーランドがマウンド上に倒れ込んだ。
パドレスが8-3と5点リードで迎えた8回裏、1死二塁の場面でマチャドが放った強烈なピッチャーライナーは、ブリュワーズのルーキーピッチャー、バーランドの顎付近を直撃した。ボールはショートの目の前に転がり一塁はアウト。まさに身を盾にしてアウトをもぎ取った格好だが、直後にプレーは中断されてチームメートがマウンドへ駆け寄った。
打球直撃後にバーランドは、ノックアウトされたボクサーのようにその場へ倒れ込み、サードのブロッソーも思わず頭を抱えたほど。しかしバーランドはアウト後にグローブを投げ捨て立ち上がる。一連の動きから意識ははっきりしている様子だったが、トレーナーが状態を確認。そのまま付き添われながらも、自力でベンチへと歩き降板となった。
この壮絶なシーンにABEMAの視聴者からは、「いたっ」「うぎゃー」「ヒィ」「顔にストレート」「狙撃されてるやん」と阿鼻叫喚のコメントが一斉に書き込まれた。一方で、「おい、大丈夫か」「よく立ち上がったな」「でも避けたらヒットやったな」「シーズンは長い病院へ行け」「大事をとって休んでくれ」と冷静に応援のコメントを書き込むファンも多くいた。
野球に打球直撃のアクシデントはつきものだ。打ったマチャドが悪いわけではもちろんない。そのマチャドも打球直撃後には「あっ」というような表情も見せていた。ルーキーピッチャー、バーランドの無事を祈る。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)





