将棋の竜王戦4組ランキング戦が4月18日に行われ、渡辺大夢六段(34)と池永天志五段(29)が午前10時から対局を開始した。勝者は4組準決勝に進出し、次戦で本田奎五段(25)と対局する。
渡辺六段は、2012年10月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦はC級2組。竜王戦ランキング戦連続2回昇級で2016年10月に五段昇段。2021年10月、五段昇段後公式戦120勝の規定を達成し六段昇段を決めた。今期の竜王戦は1回戦から千葉幸生七段(44)、中座真七段(53)に勝利し3回戦に進出。本局が2023年度初戦で、前年度成績は18勝15敗で勝率は.5454だった。
池永五段は、2018年4月に四段昇段。竜王戦4組、順位戦C級2組。2020年新人王戦ほか棋戦優勝は2回。同年の将棋大賞新人賞を受賞した。前期の王位リーグ白組を4勝1敗で優勝し、初の挑戦者決定戦を経験した。今期の竜王戦は1回戦から石川優太五段(28)、村田顕弘六段(36)に勝利し3回戦に進出となった。前年度成績は19勝14敗で勝率は.5757だった。
両者の対戦は過去3局で、池永五段の2勝1敗。直近の対戦は2022年3月10日の順位戦C級2組11回戦で、池永五段が勝利している。約1年ぶりの対戦を制し、準決勝進出を決めるのはどちらか。
竜王戦4組は32人で争われるランキング戦。優勝者が決勝トーナメントに出場する。持ち時間は各5時間。振り駒の結果、先手は池永五段に決まった。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)