【MLB】レッドソックス4-5エンゼルス(4月17日・日本時間18日・ボストン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・投手」で先発出場。降雨による試合開始の遅れ、さらに再三の試合中断など天候に翻弄される形で、大量4点のリードを生かせず2回を投げ途中降板。今季3勝目はおあずけとなった。そんな悔しさが残る投球の中で、きらりと光る衝撃の一球に注目が集まる場面があり、館山昌平氏が「曲がりすぎてる」と驚けば、視聴者からも「逆サイドまで曲がってる」「メッチャ曲がる」など驚嘆の声が相次いで寄せられた。
問題のシーンは初回、レッドソックス2番のラファエル・ディバース内野手を迎えた打席だ。ディバースといえば、2021年に大谷と終盤まで本塁打王を争った強打者で、今季すでに大谷の3本を上回る7本のホームランを放っている好調のスラッガーだ。
大谷は4点を先制してもらった初回のマウンド。先頭のタピアにストレートの四球を与えてしまい、無死ランナーが一塁で打席にディバースを迎えた。
その初球、内角を鋭くえぐるスイーパーでファウルを打たせると、続くカットボールはワイルドピッチとなりランナーは二塁へ。さらに3球目のスイーパーもファウルとなって追い込んだ4球目、勝負をかけたスイーパーはベース上を横に大きく、鋭く変化してディバースの足元へ。ブロッキングに長けたオホッピーも止めることができずにこれを後逸。この打席で2度目のパスボールとなり、ランナーを三塁に進めてしまった。
あわや死球の場面、ABEMAで解説を務めた館山昌平氏は「湿気や寒さがあって手についていない感じがする」と指摘すると「ここまでバッターが体勢を崩すくらい曲がっている。曲がりすぎている」と驚いたように続けた。
大谷がディバースに投じた4球目のスイーパーをMLBの公式データサイト『baseballsavant』で確認すると、文字どおりベース上をサッと掃くようにスライドしたボールは17インチ(約43センチ)も動いてディバースの内角をえぐったことになる。
咄嗟に足をひいて直撃は免れ「あっ」と声を上げたディバースだが、オホッピーが触れることもできずバックネットまで転がって到達したことも、その変化の鋭さ、大きさを表していたが、視聴者もこの一球には驚き。「アブなっw」「逆サイドまで曲がる」「メッチャ曲がる」といった反応が続々と寄せられた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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