【MLB】ヤンキース2-5エンゼルス(4月18日・日本時間19日/ニューヨーク)
エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。1回の第1打席で今季4号となる先制2ランを放ち勝利に大きく貢献した。ヤンキース先発シュミットが投じたやや甘く入ったスイーパーを捉えた1発は、まったく力みのないスイングから生まれたもの。それでもあっという間にライトスタンドに消えた打球は今季MLBで2位の打球速度を記録した。
【映像】打球速度187.8キロで飛び込んだ大谷翔平・弾丸4号
昨季ア・リーグ記録を更新する62本塁打を放ったジャッジと、前人未到の投打ダブルでの規定到達を15勝&34本塁打というとてつもないレベルで達成した大谷。MVPを争った両者の今季初の直接対決ということでも注目される3連戦は、エンゼルスが大谷の活躍で初戦を勝利した。エンゼルスはプレイボール直後からヤンキース先発シュミットを捉え、1番ウォードがライトフェンス直撃のツーベースで出塁。続く大谷も甘い変化球を綺麗なスイングで打ち返すと、打球はライトを守るジャッジの頭上を越える先制2ランとなった。
力みのない大谷のバッティングに、視聴者から「軽く打ったな」「めっちゃ綺麗」「軽く持ってくなあ」と感嘆の声が上がると、実況も「そんなに強く振ったように見えないですが、軽々と持っていきました」と驚いた様子。それでも打球速度は116.7マイル(187.8キロ)を記録。これは今季大谷が放った打球で最速、さらにMLB全体でも2番目の速さという弾丸ライナーだった。大谷のホームランでの最速は昨年6月に放った118マイル(189.9キロ)となっており、それにも迫る打球となった。
昨年、一昨年と大谷特有の「グシャッ」という打球音が響くフルスイングでの本塁打が印象的だったが、力感のない綺麗なフォームでのアーチも大谷も魅力。今季は特にそんなバッティングでのホームランが目立っている。まだ4月とはいえ打率3割をキープするなど確実性も増した大谷の打撃が、一段階上のレベルに達したということなのかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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