Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズの開幕となる4月20日の第1試合に出場する4選手を発表した。全チーム8試合を消化し、残りは12試合ずつ。上位・下位のポイント差が縮まり、上位4チームまでのファイナルシリーズ進出争いは激化している。先発の4選手は各チームのエース級。チームメイトの期待に応える真のエースは誰だ。
【中継】朝日新聞 Mリーグ 風林火山vsABEMASvs雷電vsPirates
現在2位のEX風林火山から出るのは勝又健志(連盟)。安定感抜群のチームの柱だ。チームポイントを考慮して無理をしない戦い方もできるタイプだが、下位チームの追い上げを見れば、ここは1つでもトップを取って突き放しておきたいところ。「軍師」がイメージする戦い方は、いかなるものか。
同3位のTEAM雷電は、レギュラーシーズン個人2位と活躍した本田朋広(連盟)が先発。瀬戸熊直樹、黒沢咲(連盟)といった先輩たちが奮闘している様子に、後輩が刺激を受けないわけがない。強気の打ち筋が結果につながれば、一気呵成に荒稼ぎできるタイプで、短期決戦のキーマンになる存在だ。
渋谷ABEMASは現在リーグ4位でボーダーライン上。残り試合が少なくなるほど1つでも順位を上げておくことが必要なセミファイナルだけに、経験十分の多井隆晴(RMU)に条件戦を託せるのは大きい。レギュラーシーズンの不調を取り戻すべく、個人2連勝と絶好調。3連勝を果たせば、そのドヤ顔もさらに迫力を増す。
現在6位のU-NEXT Piratesも、マイナスポイントをかなり減らしいつでも逆転可能なところまで上がってきた。リーダー小林剛(麻将連合)がトップを取ればいよいよマイナスは完済、プラス域に浮上しファイナル行きが見えてくる。いつでも冷静沈着に打つ小林だが、局面が煮詰まるほど、普段とは違う打ち筋で相手を倒しにくるところが見られるかもしれない。
【4月20日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
EX風林火山・勝又健志(連盟)個人5位 +241.3
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人19位 ▲91.6
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人2位 +306.9
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)個人24位 ▲129.1
【4月18日終了時点での成績】※レギュラーシーズンのポイントを半分持ち越し
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +218.6(8/20)
2位 EX風林火山 +185.8(8/20)
3位 TEAM雷電 +88.4(8/20)
4位 渋谷ABEMAS +54.4(8/20)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +29.3(8/20)
6位 U-NEXT Pirates ▲32.0(8/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





