【MLB】レッドソックス-ツインズ(4月20日・日本時間21日/ボストン)
ツインズの前田健太投手が2回、打球を左足に当ててマウンド付近でうずくまるアクシデントが発生した。前田は右肘の手術から2シーズンぶりに復帰し勝利を目指していたが、思わぬ事態に見舞われた。前田は2回を投げきったものの、そのまま降板した。なお球団は打撲と発表した。
【映像】打球速度179.6キロのライナーが直撃し悶絶する前田健太
前田は2021年9月に右肘の手術を受けて2022年シーズンは全休。今季は2年ぶりに復帰を果たしたシーズンだ。初戦となった4月4日(同5日)のマーリンズ戦では591日ぶりの復帰登板を果たすと5回3安打1失点9奪三振と好投するも負け投手に。また4月10日(同11日)のホワイトソックス戦は6回8安打4失点3奪三振の内容で2敗目を喫し、この日が今季3度目の先発登板だった。
1回、1番バードゥーゴに先頭打者弾を浴びて先制点を許した前田だったが、その後は変化球主体の投球で丁寧に低めを突くと、レッドソックス・吉田正尚外野手との初対決もライトライナーに打ち取った。2回も徐々にテンポを掴みかけていたが、2死一塁から8番・デュランの打球速度179.6キロの痛烈なライナーが左足を直撃。すぐにボールを拾い一塁はアウトにしたものの、直後にマウンド付近でうずくまるとスタッフに付き添われながら歩いてベンチへと下がった。3回からはマウンドに上がることはなく2番手パガンに交代。2021年8月14日(同15日)レイズ戦以来となる614日ぶりの勝利はならなかった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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