Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズの開幕となる4月21日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は6チーム中、唯一マイナスポイントを抱えるU-NEXT Pirates。今週は全4日間・8試合に出場するが、それも今日が最終日。マイナスポイントを完済し、セミファイナル終盤に突入できるか。
【中継】朝日新聞 Mリーグ 風林火山vsサクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vsPirates
セミファイナル開始時点では下位3チームがマイナスで混戦模様になっていたが、現在はU-NEXT Piratesのみがマイナス。ボーダーラインまで138.6ポイントと少し差が開いてきた。残り10戦、これ以上離されると無理にトップを取りに行く打ち方が求められてくる。正念場で仲林圭(協会)は前日の借りを返せるか。
リーグ5位のKADOKAWAサクラナイツはプラスながら、ボーダーラインの下。慌てるほど差はないが、最低でもこの位置から下げずに最終局面を迎えたい。渋川難波(協会)は新婚パワーが炸裂し個人2連勝中。公私共に順風満帆な状態は、本人もファンもいつまでも続いてほしい。
リーグ3位にランクダウンしたEX風林火山。まだプラスは3ケタあるため余裕はあるが、とはいえ何も気にせずのびのび打てるというほどの余裕はなくなった。もともと守備的な麻雀が持ち味である二階堂亜樹(連盟)は、この状況でどんな引き出しを開けるか。序盤から注目だ。
首位KONAMI麻雀格闘倶楽部は佐々木寿人(連盟)が先発。じりじりと混戦模様になっている中、改めて強さをまざまざと見せつけるタイミングとしてはもってこいだ。うまい立ち回りでトップを取るよりも、トップ2回分とも呼べそうな強烈なダメージを相手に与えるのが佐々木の仕事。アガり始めた時の破壊力はすさまじい。
【4月21日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人15位 +27.5
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)個人21位 ▲105.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人6位 +213.3
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人22位 ▲109.7
【4月20日終了時点での成績】※レギュラーシーズンのポイントを半分持ち越し
1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +218.6(8/20)
2位 TEAM雷電 +155.3(10/20)
3位 EX風林火山 +147.7(10/20))
4位 渋谷ABEMAS +66.1(10/20)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +29.3(8/20)
6位 U-NEXT Pirates ▲72.5(10/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





