【MLB】エンゼルス2-0ロイヤルズ(4月21日・日本時間22日/アナハイム)
大谷翔平投手は中3日の登板ながら7回無失点、6者連続を含む今シーズン最多となる11奪三振の好投で今季3勝目をマークした。圧巻の奪三振ショーを繰り広げる中で、この日9つ目となる見逃し三振を奪った際に、スイーパーのあまりのキレに球審の動きが一瞬フリーズ。ストライクコールがワンテンポ遅れた球審に対して一度は「え、入ってるでしょ?」といったリアクションを見せるも、無事にストライクがコールされると一転「そうそう、そうだよね」といった納得のジェスチャー。これに球審も頷きで応えるという珍しい場面があり「とるんかい!」「迷う審判w」といった反応が相次いだ。
そのシーンは7回表のこと。先頭のパスクァンティーノに対し大谷は、フルカウントから内角低めへ、今シーズンから多投しているスイーパーを投じた。キャッチャーのウォラックが捕球後、ひと呼吸置いて球審がストライクのコール。この日、9個目の三振を奪った。イタリア代表としたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも大谷を相手に三振を喫していたパスクァンティーノは驚きの表情だった。
公式データサイト「baseballsavant」によると、最後のスイーパーは19インチ(約48センチ)横滑りしていたことになる。あまりの切れ味に球審も判定に少し迷ったかのように見えたが、右手を上げるジェスチャーの直後に何やらうなずく仕草も。ワンテンポ遅れたストライクコールに大谷も呼応するかのように3度、4度うなずいていた。
このシーンにABEMAの視聴者からは、「今日低め変化球全部取ってくれるな」「おー取ってくれたーー」「迷う審判w」「取るんかいw」「ラッキー」「キャッチングええやん」との声が。普段、投打にわたって球審の判定に悩まされることの多い大谷が見せた、球審との面白やりとり。印象的な一コマだった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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