【MLB】エンゼルス-ロイヤルズ(4月22日・日本時間23日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場、1回の第1打席はレフトフライに倒れたが、この打席の4球目にベテラン右腕・グレインキーの投げた大きなカーブに対して「んーっ」と我慢するような見送り方する珍ポーズが生まれた。
大谷は前日の試合で投手として大活躍し、7回2安打無失点11奪三振で今季3勝目。160キロを超えるストレートに、横に大きく曲がるスイーパーなどを武器に気持ちいいほど打者を打ち取っていったが、中でも目を引いたのが中盤から増やしていった大きなカーブ。最も高い位置から捕手が捕るまで73.3インチ(186センチ)の落差があったとデータサイトで紹介されると、打者もまるで見当違いのところを振ってしまうなど、魔球レベルの落差を見せていた。
この試合では打者専念でスタメンに名を連ねたが、第1打席から今度は大谷の方がカーブの洗礼にあった。経験・実績十分のグレインキーは投球術でエンゼルス打線を打ち取っていくが、大谷には4球目に大きなカーブを投げ込んだ。落差は大谷ほどではないものの、外角いっぱいにコントロールされ、66インチ(168センチ)落ちた。遅いカーブだったため、大谷もじっくり見極めたはずだったが、コースぎりぎりに決まり球審もストライクコール。これには大谷も思わず少しコミカルな姿勢で止まってしまった。仮に「投手大谷」が「打者大谷」にカーブを投げ込んだ時、どんなリアクションになるのか。そんな想像もさせるシーンだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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