【MLB】エンゼルス8-11ロイヤルズ(4月22日・日本時間23日/アナハイム)
この打者のファウルを食らうのはメジャーリーグの中でも最大級のダメージかもしれない。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」でスタメン出場、5回の第3打席でファウルを打ったものが、球審の下腹部にワンバウントしてから直撃。直後に悶絶する球審を大谷が心配する一幕があった。
前日、投手として大活躍し7回2安打無失点11奪三振、今季3勝目を挙げた大谷は、この日は打者に専念し、4試合ぶりの5号ホームランを狙い強振を続けていた。第1、第2打席とベテラン投手・グレインキーの投球術にはまりレフトフライ、セカンドゴロに倒れたが、第3打席は目の前でトラウトが一時逆転となる2ラン。気持ち新たに第3打席を迎えていた。
フルスイングする大谷だが、ここで災難に見舞われたがの球審だ。カウント2-2からの5球目。外角低めにコントロールされたカットボールに手を出したが、これが捕手の横をすり抜けてバウンド、低い姿勢でストライク・ボールを見極めようとしていた球審の下腹部を、下から突き上げるような形になった。
球審に当たったことを察してか、捕手もすかさず手を差し伸べると、大谷も左手を出して「大丈夫ですか」と心配そう。しばらく当たった姿勢から動けない球審を気遣っていた。視聴者からも「審判悶絶」「審判ケア谷さん」「痛そう」というコメントが大量に集まった。なお、しばしの休憩の後、球審は復帰。打席としては大谷はホームランまであと一歩という大きなセンターフライだった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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