【MLB】エンゼルス-ロイヤルズ(4月23日・日本時間24日/アナハイム)
「3番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平投手が第1打席でレフトへの同点犠牲フライを放った。
1回裏のエンゼルスの攻撃。ロイヤルズのメレンデス外野手に先制の本塁打を献上し、1点ビハインドで迎えたこのイニングは先頭打者のウォードがフルカウントから四球を選び出塁すると、続く2番トラウトがレフト線側へ強烈な打球をはじき返してエンタイトルツーベースヒットで続き、無死二、三塁という絶好のチャンスで大谷に打席が回った。
一打で同点どころか、本塁打が出れば一発逆転となる場面となった大谷はロイヤルズ先発のジョーダン・ライルスが初球に投じた124キロのカーブを迷わずに叩いた。
逆らわずにバットを出した感じの打球はレフト側へ高々と上がって逆転本塁打の期待も高まったが、残念ながら間もなく失速し、ボールはロイヤルズのレフト、オリバレスのグラブに。しかし、犠牲フライには十分すぎるほどの打球だったため、三塁ランナーのウォードは楽々とホームイン。初回に奪われた1点を早々と取り返す同点犠牲フライとなった。
4月18日(同19日)のヤンキース戦で第4号本塁打を放って以来、安打は1本のみと抑え込まれて、一時は3割を超えていた打率もこの試合前には.250まで落ちていた大谷。この打席は安打にはならなかったが、5試合ぶりの打点を記録して再び調子が上向いてきたようにも見られる。
残念ながら本塁打とはならなかったものの、得点圏でしっかりと結果を残した大谷をチームメイトたちはベンチで暖かく迎え入れて祝福。先制された直後だっただけに価値の高い一打となったが、この大谷の打撃結果に視聴者も「軽く打ってあそこまで飛ぶのか」「最低限の仕事ができるのがうまい人」「これがチームバッティング」と大谷のスイングに驚く声やチームバッティングに徹した打撃内容に満足している様子が見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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