【MLB】エンゼルス4－3ロイヤルズ（4月23日・日本時間24日／アナハイム）
エンゼルス・大谷翔平投手が第4打席に見せた俊足に相手チームであるロイヤルズナインが思わず唖然とするシーンが見られた。
8回裏のエンゼルスの攻撃。先頭打者のトラウトがレフトへ二塁打を放ち、この日3本目の安打を記録。無死二塁という追加点のチャンスで大谷に打席が回ってきた。
前の打席で本塁打を放っただけに期待が高かった第4打席だったが、大谷はこの回からマウンドに上がったロイヤルズの左腕、ジョシュ・テーラー投手が4球目に投じた137キロのスライダーを引っかけてしまう。
グラウンドを転がった打球はファースト右側への平凡なゴロ。通常の打者なら余裕でアウトとなる当たりだったが、ファーストを守るロイヤルズのヴィニー・パスクァンティーノ内野手がゴロを処理する間に大谷は快足を飛ばして激走した結果、内野安打に。打球を処理したパスクァンティーノも一塁へスライディングしたが、わずかに大谷の足の方が先に一塁ベースを踏んでいた。
何でもないファーストゴロが、ロイヤルズ側からのチャレンジすら要求されない完全無欠の内野安打になるという衝撃的な結果にロイヤルズナインは唖然とした表情に。打球を処理したパスクァンティーノは茫然自失といった状態で立ち尽くし、打ち取ったはずがピンチを広げる形になったテーラーは悔しさのあまり、思わず何かを叫んでいる様子が見られた。
第3打席とは異なる形で衝撃を与えた大谷のこの打席を見た視聴者からは「ピッチャー怒ってる」「うそやん」「速谷さーん」「だから大谷は楽しい」といったコメントも寄せられた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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