熱いぜ、萩原聖人!病気入院から復帰戦で魂の闘牌 悲願達成へファンに「みんな、泣こうぜ!」感動メッセージ/麻雀・Mリーグ
【映像】萩原聖人、ファンに向かって「みんな、泣こうぜ!」

 みんながこの男の復活を待っていた。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ、4月24日の第1試合。今シリーズ初登板のTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が魂の闘牌を展開、熱戦の結果、2着でポイントを持ち帰った。試合後は優勝を誓い、ファンへ「みんな、泣こうぜ!」と感動のメッセージを送った。

【映像】萩原聖人、ファンに向かって「みんな、泣こうぜ!」

 病気で療養、入院明けの萩原。この試合では南3局1本場に5200点(+300点、供託1000点)をアガり、オーラスはあわや放銃というところで見事なロン牌ストップ。ファンにも必死さが伝わるプレーで2着となり、インタビューに登場した。開口一番「久しぶり!」と照れ笑い。早速ファンからは「俺たちのハギーだ!!!」「萩原復活!萩原復活っ!!」「おかえりハギー」と多数の声が寄せられた。

 さらに萩原は「心配かけてごめんなさい。詳しくは言えないんですけど、まあまあ大変で。でもね、僕 5年間 M リーグという地獄を耐え抜いてきたんで、こんくらいじゃ、くたばりません!」と続けた。試合内容については「後悔する選択もあったが元気に打つということがテーマだった」と試合前からの心境を明かし、チームメイトには「僕を元気づけるような麻雀を3人とも本当よく打ってくれていて『あーやっぱり、雷電って本当にいいチームだわ』っていつも思ってました」。

 「僕はまだ人間としてやりたいこと、俳優としてやりたいこと、M リーガーとしてやりたいことがある。そのうちで最初にやりたいことがこのチームでファイナルに行って優勝すること。それが再認識できたんで、僕にとってはいい時間でした」と闘病中に考えたことを口にすると、ファンからは「泣きそう」「うるうる…」と萩原の思いに寄り添う声が。

 最後に萩原は「目標はチームの優勝。そしてその先にあるのは、ユニバースと一緒に泣くこと!みんな泣こうぜ!あとちょっとで、うん!」と、目の前にいるファンへ語りかけるようにメッセージを送った。M リーグ史上にも残るようなこの名言。これを聞いたファンからは「ユニバース、ハギーと泣こうぜ!」「俺も付いていくよ!」「ユニバースは幸せなファンだよ」と惜しみない賛辞が寄せられていた。

 なお第2試合は萩原の熱い思いに応えるように“セレブ”黒沢咲(連盟)が見事な高打点を決めてトップ。チームは暫定首位に浮上した。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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