Mリーグ機構は「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズの開幕となる4月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日はファイナルシリーズ進出圏内にいる上位4チームの争い。下位2チームが注目する中、ボーダーラインは上がるのか、下がるのか。
【中継】朝日新聞 Mリーグ 風林火山vs麻雀格闘倶楽部vsABEMASvs雷電
前日、トップ・2着でついに首位に浮上したTEAM雷電。萩原聖人(連盟)も病気療養から復帰し、4人の結束はさらに強まるばかりだ。首位堅守を託されたのは、レギュラーシーズン個人2位の本田朋広(連盟)。ここからの1勝は、悲願であるファイナル進出に大きく前進するだけに、勝負どころをしっかり見極めてチャンスをつかみたい。
リーグ2位のEX風林火山は、セミファイナルに入りポイントを減らし続けてきたが、前回は勝又健志(連盟)が悪い流れを食い止めてトップ。ずるずると後退するピンチを防いだ。残り8試合の状況で出てくる二階堂瑠美(連盟)も、のびのびとした麻雀でさらにポイントを取り戻したい。
同3位のKONAMI麻雀格闘倶楽部も、セミファイナルでは苦戦中。持ち越していたポイントも半減し、ここがまさに踏ん張りどころだ。重要な一戦は高宮まり(連盟)に託されたが、前に出ると決めた時の力強さとスケールの大きさは、Mリーグでも指折り。強気の麻雀と、ほんわか笑顔のギャップをファンが待ち望んでいる。
ボーダーライン上の4位ながら、5位以下を引き離し始めているのがファイナルの常連・渋谷ABEMAS。下位2チームに逆転の希望を膨らませないためには、最低でも今日を現状維持、もしくはプラスしてボーダーラインを引き上げることを目指したい。白鳥翔(連盟)の立ち回りのうまさは天下一品。状況に応じた押し引きが見られそうだ。
【4月25日第1試合】※成績はレギュラーシーズン
EX風林火山・二階堂瑠美(連盟)個人12位 +105.1
KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)個人8位 +194.1
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人18位 ▲84.7
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人2位 +306.9
【4月24日終了時点での成績】※レギュラーシーズンのポイントを半分持ち越し
1位 TEAM雷電 +217.6(12/20)
2位 EX風林火山 +168.8(12/20)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +156.9(12/20)
4位 渋谷ABEMAS +133.1(12/20)
5位 U-NEXT Pirates +4.5(12/20)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲136.4(12/20)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





