大谷翔平、ファウルボールをキャッチしたファン大歓喜「オレも欲しい」「羨ましい」

【MLB】エンゼルス10－11アスレチックス（4月24日・日本時間25日／アナハイム）

　タイブレークにまでもつれ込んだ大乱戦となったこの試合。7回裏の先頭打者・大谷翔平投手の打席で、ファウルボールをキャッチした観客が大歓喜を見せ、試合展開とは別のシチュエーションでスタンドが大いに沸くシーンがあった。その様子に「オレも欲しい」「羨ましい」といった声も寄せられた。

【映像】大歓喜するエンゼルスファン

　この日の大谷は第1打席が打撃妨害。第2打席は遊ゴロ。トラウトが内野安打を放ち、無死一塁のチャンスで迎えた第3打席はファーストを強襲するライトへのツーベースヒットを放つなど無死二、三塁とチャンスメイク。このヒットがエンゼルス打線に勢いをつけた。4番レンドンがタイムリーツーベースを放ち、トラウトに続いて大谷が生還。続くレンフローは見逃し三振を喫したが、6番ドゥルーリーが四球を選ぶと、次打者のレンヒーフォも四球で1死満塁。続くウォーラクがタイムリーを放ちこの回3点目。ラストバッターのネトもレフトへタイムリー二塁打を放ちこの回5点目。大谷の二塁打が勢いとなり、エンゼルスは一時同点に追いついた。

　そうして迎えたのが7回裏、大谷の第4打席だった。この回から登板した3番手のジャクソンが投じた初球は外角高めの明らかなボール。2球目の落ちるボールをファウルして迎えた3球目のストレート。大谷が放った打球は再びファウルフライとなって三塁側の内野スタンドへ飛んでいったが、この打球をキャッチした観客が「うぉぉぉぉ！」と大喜び。ボールを持ったまま拳を振り上げてガッツポーズを見せると、周囲の観客も拍手やハイタッチで喜びを共有していた。

　ホームランボールは記念となるが、ファウルボールはそうはいかない。それでもABEMA視聴者からは「ファウルボールでもほしいな」「羨ましい」「喜び方www」「オレも欲しい」といったコメントが続出した。
　
　この直後、大谷は空振り三振となったが、大谷の打球はたとえファールボールでも一生の宝物となるだろう。打球をキャッチしたファンの周辺は、大谷の三振後もざわついていた。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）