昨季、『きつねダンス』で一斉を風靡したファイターズガール、前身となる「ファイティーガールズ」は1992年結成と歴史は長く、様々な成長と進化を遂げながら、2004年に球団の北海道移転に伴う形で『ファイターズガール』となった。
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■北海道日本ハムファイターズ「ファイターズガール」メンバー一覧
上山真奈、田中心優、塩澤美咲、日戸琴音、田原悠希、工藤彩音、鈴木穂乃花、上村優菜、高野実、滝谷美夢、辻菜穂子、山口伶奈、西崎光、大西真帆、橋本莉々花、竹市琴美、田中杏奈、讃岐花笑、吉田桃子、清水麻矢、大野未侑、志堅原花音
ファイターズ公式の発表によると、今年は22人のメンバーのうち、7名が新加入。公式インスタグラムでは、既に自己紹介的な投稿が多数なされており、そこでは日頃のコスチューム姿とはまたひと味違ったキュートな彼女たちの日常を垣間見ることができる。
さて、そんな彼女たちファイターズガールといえば、やはり昨年話題となった『きつねダンス』のパフォーマンスだが、この『きつねダンス』、実は昨年だけでも短期間でかなりの“進化”と“発展”を遂げたことがよくわかる。
たとえば、昨年『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)で紹介されたところによると、既に5月下旬の段階で「くせになる」という声が出始め、北海道日本ハムファイターズの公式YouTubeチャンネルで公開された振り付け動画が、爆発的視聴数を記録。日本ハムの選手やファンはもとより、福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩(当時/現・読売ジャイアンツ)や海野隆司ら、対戦するパ・リーグ他球団の選手たちや、そのファンまでもが彼女たちにハマりつつあったことが確認できる。
その後、6月に入ると、交流戦がスタートしたことで、今度はセ・リーグのファンや選手たちの間でも、彼女たちの認知度が急上昇。対戦時にセ・リーグの選手たちが彼女たちのパフォーマンスを注視したり、ベンチで一緒に踊るという現象まで発生し、パーソル パ・リーグTVのYouTube公式チャンネルでも、こうした模様を収めた「【ベイスターズ選手も素質あり…】きつねダンス『セ界も無事“きつね沼”におちる』」という動画が公開されるなど、リーグの垣根を越えて、ファイターズガールと『きつねダンス』の人気が急上昇していった。
しかも、こうしたブームの加熱に乗る形で、『きつねダンス』はさらなる“進化”を遂げることとなる。それまで、ファイターズガールはパフォーマンス時に「みみカチューシャ」だけをつけて登場していたが、7月に入ると、この「みみカチューシャ」に加え、なんと「しっぽ」も装着。そのあまりにキュートないでたちに、野球通として知られるタレントの稲村亜美も「あざとい…!」「いいですね~、かわいさが3割増ししてる」と、その魅力UPに太鼓判を押すほどの“進化”を見せた。
さらに、シーズン終盤の9月19日、ついに日本ハムは本拠地・札幌ドームの主催試合で「きつねダンスDAY」を開催。ファイターズガールたちによる特別バージョンのダンスパフォーマンスが披露されただけでなく、『きつねダンス』に使用される楽曲『The Fox』を歌うノルウェーの兄弟コメディユニット・Ylvis(イルヴィス)までもが来日。彼女たちとの“夢のコラボ”が実現するなど、まさに「きつねダンス一色」の一日となった。
そして、シーズンが終わり、また新たなシーズンが開幕し、『きつねダンス』のさらなる進化に注目が集まる中で、実際に披露されたのは、「きつね」ではなく「ヒツジ」。今季から彼女たちは『きつねダンス』ではなく、北海道の人気ご当地グルメとして知られるジンギスカンをモチーフにした『ジンギスカンダンス』を披露することとなったのである。この『ジンギスカンダンス』、果たして、昨年巻き起こった『きつねダンス』を超え、さらに多くの人々を魅了することになるのか、引き続き注目したいところだ。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)