大谷翔平、連日のヒヤリ強烈自打球に悶絶「ぐわぁ！」相手選手も「大丈夫？」と心配のチラ見前日はあわや頭部死球

【MLB】エンゼルス5－3アスレチックス（4月25日・日本時間26日／アナハイム）

　角度がつけば特大ホームランになる打球が、自分の足に当たっては悶絶するのも仕方ない。エンゼルス大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。2回の第2打席、内角に来た2球目を強く振り抜いたが、打球は右足のすねを直撃。球場に「ぐわぁ！」と言葉にならない悲鳴をあげ、相手捕手から心配されるシーンがあった。

【映像】「ぐわぁ！」と声を出す大谷翔平と心配する相手捕手

　開幕からほぼ休みなく試合に出場し続けている大谷は、打者としても主軸を任されると、先発投手としては5試合に登板して3勝0敗、防御率0.64と大活躍。現在はチームも17連戦の真っ最中ながら、オフも取らずに投打二刀流として出場している。そうなると心配されるのがけがでの離脱。ここ2シーズンは大きなけがもなくシーズン通してプレーできているが、本人もいかに1年通して安定したコンディションでパフォーマンスを維持できるかも重要視している。

　前日は第1打席、頭部付近に抜けたボールが通過。大きな声を出しながらのけぞり、なんとか難を逃れると、直後には「心配しないで」というように手を挙げて、場を和ませる神対応も見られていた。

　相手の投球は身体能力でかわせた大谷だが、さすがに自分の打ったファウルはよけられない。第2打席で放ったファウルは、ダイレクトに右足のすね部分を直撃。幸いにもユニフォームの下にすね当てをつけていたため大事には至らなかったが、とはいえ当たったのは2年連続で30本塁打超えを果たしている強打者・大谷の打球。直撃した瞬間に顔をしかめると、やり場のない痛みを耐えるように打席付近をうろうろと歩いた。

　見守っていたファンからは「声出た」「痛そう」「大丈夫か」と心配するコメントが集まったが、現場にいた相手の選手も同じ。アスレチックスの捕手・ランゲリアーズは、痛みに耐えている大谷の表情を横目でチラリ。視線を感じた大谷も、大丈夫だというようになにやら言葉を交わしていた。なおこの2人は、前日にあった死球すれすれのボールの際にもジョーク混じりのトークを展開し、試合が荒れることを防いだことが各種メディアで紹介されている。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）