4月23日(日本時間24日)に行われたボストン・レッドソックス対ミルウォーキー・ブルワーズで、1イニング2本塁打という珍しいプレーを記録したレッドソックスの吉田正尚。MLBではおよそ61年ぶりの“快挙”ということもあって、大きな話題となっていたが、吉田といえば、NPB時代に珍しい本塁打を放っている。
昨年6月24日にZOZOマリンスタジアムで行われた千葉ロッテマリーンズ戦の9回表、ロッテ5番手・八木彬が投じた一球を強振した吉田の打球は、ライトスタンドの上空へと向かって伸びる特大のアーチに。ZOZOマリンではほとんど見られない“場外弾”になるかと思われたが、この打球が、なんとスタンド最上段部分に設置された照明に直撃し、まさかの“場外未遂弾”に終わるという珍しい結果となっている。
さすがに、今季達成した「61年ぶりの快挙」ほどではないにせよ、レア度からすれば、こちらもなかなかのもの。記憶に残る多くのプレーを生み出し、なにかにつけて“持っている”と言われる吉田ならではの一打であったといえそうだ。