大谷翔平、突如の乱調で6回5失点も無傷の今季4勝目！打っては今季初の3安打1打点と大暴れの強力“自援護”

【MLB】エンゼルス8－7アスレチックス（4月27日・日本時間28日／アナハイム）

　エンゼルス・大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場し、投手としては6回3安打5失点8奪三振5四死球の内容ながら、打線の援護もあり今季無傷の4勝目を挙げた。4回、突如として制球を乱し2本塁打を浴びるなど5失点したが、打線が奮起し勝ち越しに成功。また打者としても自ら5打数3安打1打点の活躍で“自援護”し、点の取り合いとなった荒れた試合でもきっちりと白星を手にした。

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　大谷にとっては波乱万丈の試合だった。投手としては1回から3回まで毎回の5奪三振を奪うなど圧巻のピッチング。1人の走者も出さず、相手打線につけいる隙を与えなかった。ところが4回、先頭打者に死球を与えると、ここから大きく制球を乱し四球、死球を連発。走者をためたところでルーカーに今季初の被弾となる3ラン、ランゲリアーズにも同点2ランと、今季ワーストの5失点を喫した。それでも5回以降は立ち直り無失点で切り抜けると、6回93球を投げてリリーフ陣にバトンを託した。

　苦しんだ投手大谷を援護したのは、打者大谷だった。1回にセカンドへの内野安打で出塁すると、3回の第2打席には先制点となる左中間へのタイムリーツーベース。6回の第4打席には、あと少しでホームランという特大のスリーベースを放ち、今季初めての3安打をマークした。打線もエース大谷の乱調をカバーしようと、ドゥルーリーの3ランをはじめ大量援護。白星をプレゼントすることとなった。

　投手としては「魔の4回」を除けば安定感抜群の投球、打っては3安打。二刀流で活躍する大谷らしい、なんともど派手な試合となった。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）