【MLB】エンゼルス8-7アスレチックス(4月27日・日本時間28日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。3回まで完璧なピッチングを見せていた大谷だったが4回、それまでの好投がウソのような大乱調を見せ、大暴投に2被弾と5失点を喫した。
大谷は3回を投球数37、被安打0で5奪三振と完璧な投球を見せていた。バットでも自らを援護する先制タイムリーツーベースを放つと、その後打線が繋がり3回を終えて5-0とエンゼルスがリードしていた。しかし4回、大谷が突如調子を乱す。この回の先頭打者、昨日4盗塁のルイーズを死球で塁に出すと、ルイーズがすかさず盗塁。さらに続くカペルに対する2球目のスイーパーがカペルの背中の後ろを通るワイルドピッチとなり、ルイーズを三塁まで進めてしまった。実況も「珍しいですね」と不思議がる突然の乱調だったが、大谷にとってここからさらに悪夢のような展開が待っていた。
大谷は結局カペルを四球で歩かせると、続く3番ルーカーに3ランを浴びてしまう。さらにまたしても死球を与えたあと、2ランを被弾。突如として制球が定まらなくなり、死球に四球、2被弾とこの回だけで36球を投げ5失点となった。3回までの投球とのあまりの違いに解説者も「こんなことあるんですね」と言葉少なげだった
滅多にない、打者の背中を通るような暴投はこの回の大乱調の予兆だったのかもしれない。ABEMAの視聴者からもこの回の大谷の苦しいピッチングに「悪夢だぁぁぁぁ」「ヤダ見てられない」「大谷さん荒れ出した。神様どうか大谷をお助けください!」など悲鳴にも似た声が続出した。
その後5回、6回と立ち直った大谷は、6回被安打3ながら5四死球、被本塁打2で5失点。リードした状態でマウンドをリリーフに託すと、エンゼルスは1点差まで詰め寄られたもののなんとか逃げ切り、大谷は4勝目を挙げた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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