将棋の第81期名人戦七番勝負第2局は4月28日、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が前日に封じた43手目が開封され、午前9時すぎに渡辺明名人(39)の手番で再開された。
渡辺名人の4連覇か、藤井竜王が最年少名人獲得か。大注目のシリーズ第2局は、後手の渡辺名人が早々に角道を止めて力勝負を選んだ。互いに細かな駆け引きを経て微妙な間合いを保ったまま、序盤のねじり合いが続いている。
前日、封じ手定刻に手番を持ったのは藤井竜王。午後6時30分に立会人の青野照市九段(70)から定刻を迎えたことを告げられると、2分の間を置いた後に封じる意思を示した。封じ手の考慮時間は40分だった。
いよいよ本格的な戦いが始まる注目の第2局2日目。先勝している藤井竜王がリードを広げるか、渡辺名人が追いつくか。持ち時間は各9時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)