【MLB】エンゼルス8-7アスレチックス(4月27日・日本時間28日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・投手」で先発出場。投手として6回を投げ5失点はしたものの無傷の4勝目を挙げ、打者としてはヒット、ツーベース、スリーベースと今季初の3安打を放った。自身2度目となるサイクル安打達成が期待された8回の第5打席は、実況も大絶叫するほどの大飛球をセンターに放つも、惜しくもアウトに。実況やコメント欄はこの日一番の盛り上がりを見せた。
この日は良くも悪くも大谷デーだったと言えるかもしれない。二刀流先発した大谷は3回までは5奪三振パーフェクトのピッチングを見せたが、4回に突如制球を乱し死球を連発、今季初の被弾も2本許しまさかの5失点。5回、6回はまた立ち直り、6回3安打5失点ながら開幕から負けなしの4勝目を飾った。打つ方では1回に爆走で内野安打をもぎ取ると、続く打席で自らを援護する先制タイムリーツーベース。6回の第4打席ではライトオーバーのスリーベースを放ち、追加点につなげた。
ホームランが出れば2019年6月以来2度目のサイクル安打達成となる打席が8回に回ってくると、ABEMAの視聴者からも「ショータイムみせて」「最大の見せ場来たな」と期待の声が上がる。ここでアスレチックスは左腕ラブレディをマウンドに送るが、大谷はその初球を捉えると、快音を残して大きな打球がセンターへ。大谷は打球の行方を打席で見つめ、実況も「さあ!行ったか! 行ったか!行ったか!?」と大絶叫したが、惜しくもスタンドには届かず「行かない!!」。なんとも惜しいサイクル未遂の大飛球となった。
いい角度で上がっただけに、ベンチに戻りながら大谷も悔しそうな表情を浮かべると、ベンチでも天を仰ぎながら「あ~行かなかったか~」と珍しく残念そうな顔を見せていた。
視聴者も「あああああ惜しい 入ったと思った」「惜しいが過ぎる」「なんて日だ」「立ち上がっちゃったよ」と大谷同様悔しがる人が多かったが、「またの機会に!」「次もあるよ」「盛り上がったね」と前向きな声も見られた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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