将棋の渡辺明名人(39)に藤井聡太竜王(王位、叡王、棋王、王将、棋聖、20)が挑戦する第81期名人戦七番勝負は4月28日、静岡県静岡市の「浮月楼」で第2局2日目の対局が行われている。ABEMAの中継には、藤井竜王と同門の姉弟子・室田伊緒女流二段(33)が出演。同門の研究会で練習将棋を指す機会があり、「藤井竜王が初めて棋戦優勝する1カ月前に勝ちました(笑)」とマル秘エピソードを披露し、解説の中村太地八段(34)が「うおお、スゴイじゃないですか!」と歓声を上げる場面があった。
藤井竜王の快進撃を支える裏には、姉弟子との練習将棋があった!?名人戦七番勝負第2局の中継には、藤井竜王と同じ杉本昌隆八段(54)門下の室田女流二段が出演。若き六冠保持者の素顔を知る数少ない同門の姉弟子として、藤井竜王の幼少期からのエピソードを披露した。
昼食休憩中には、藤井竜王のこれまでの戦績を紹介。奨励会入会直前に小学生の藤井少年に指導対局を行った際、「もうその時から藤井先生は強くて。でも将棋は私が勝ったことを師匠に報告したら、『え、勝ったの!?』と驚かれました」と藤井竜王との初対戦の思い出を語った。
さらに月日は流れ、藤井竜王は2018年2月には史上初、中学3年の15歳6カ月で朝日杯初優勝。室田女流二段はこの偉業を紹介するとともに、「実は、この1カ月くらいに対局しまして、勝ちました(笑)」とマル秘エピソードを繰り出した。プロデビューから歴代最多の29連勝を達成するなど飛ぶ鳥を落とす勢いだった藤井五段(当時)とあり、中村八段も「うおお、スゴイじゃないですか!」とビックリ。室田女流二段は「10秒将棋だったので、早指しは不得意かと思っていたんですけど、その後に早指し棋戦で優勝したので『あれ!?』と思いました」と笑った。
一門の微笑ましいエピソードに、ファンからも「プチ自慢かわええ」「伊緒さんやるなあ」「つまり姉弟子最強ってこと?」「さすが女帝…」との声が上がっていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)