昨季は故障の影響などから、93試合の出場に留まったものの、シーズンの多くで4番をつとめ、打率.279、6本塁打、36打点と、若き主砲としての片鱗を覗かせた北海道日本ハムファイターズの野村佑希。今季はまだ本来の状態ではないものの、それでもチームの牽引役として大きな期待が寄せられている野村だが、そんな野村に、昨年までチームメイトとして一緒にプレーした元日本ハムのOB・杉谷拳士氏が言及した。
【映像】日ハムOB・杉谷、若き主砲に“喝”だ!
4月28日にABEMAで放送された『バズ!パ・リーグ』に出演した杉谷氏は、番組の冒頭、同日時点で単独最下位となっている古巣・日本ハムについて水を向けられると、「これからじゃないですか!何を仰るんですか。ファイターズはこれからなんですよ。」と、力強くコメント。その際、番組司会の辻歩アナウンサーから、「ファイターズの中でも、ちょっと出てきてくれたらいいなと思う選手って誰ですか?」と、チーム上昇の鍵を握る選手について訊ねられると、「ちょっと出てきて欲しいなっていうよりも、出てこないとダメだろ!っていう選手は、やっぱり野村。野村選手ですね。」と、若き主砲・野村佑希の名をあげることに。その上で杉谷氏は、「ホントにね、ファイターズをこれから引っ張っていく立場になると思いますし、ファイターズだけと言わず、日本を引っ張っていくような、そんな選手になってもらいたいなと、ずっと思って見ていましたので。」と、改めてその飛躍に期待する形でコメントした。
また、野村の起用法について杉谷氏は「四番がいいです。もう、四番で。」とキッパリ。野村があくまで四番打者として、チームはもとより、日本を背負って立つ存在に成長することへの期待を語った。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)