【MLB】ブリュワーズ-エンゼルス(4月29日・日本時間30日/ミルウォーキー)
スーパースターから送られた直筆のメッセージが、同僚野手の活躍を支えている。エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場したこの試合。大谷が一塁手・ウルシェラのバットに「ヒット!!!!」と書き、この日の第1打席では実況からそのエピソードが紹介され、視聴者から多くの反響が寄せられた。
2回表、8番・ウルシェラの打席。ABEMAで実況を務めている福田太郎氏がこのエピソードを紹介。「大谷とウルシェラはお互いのバットに何かを書き合うというシーンがあって、このバットですよね、大谷選手が『ヒット』と書いたという」と、まさに今、そのメッセージ入りバットで打席に入っていることを説明した。視聴者からは「おまじないバット!」「hit!!!ヒット!!!」「ウルシェラと書き合いっこ」と反響が。
元MLBプレーヤーの五十嵐亮太氏は「ユーモアあっていいですね、大谷選手」。さらには「願いも込めて、でしょうね。ホームランにしてほしかったですけどね、両方書いてほしかった」と要望も。
ウルシェラにとってこのバットは大きな追い風。この試合、開始時点で16打数6安打の打率.375と固め打ちに成功している。28日(日本時間29日)のブリュワーズ戦では猛打賞と大当たりだ。このメッセージ交換は24日(同25日)の本拠地・アスレチックス戦での出来事。ウルシェラがダグアウト裏のケージでバットに文字を書いたところ、大谷が日本語で書いたという。これによりウルシェラは2試合ぶりに出場した25日(同26日)に8試合ぶりのマルチヒットを記録した。
翌26日(同27日)にはそのお返しに大谷がウルシェラに日本語で「ヒット」と書いてもらい、その試合で大谷は6号2ランを含む2安打3打点と活躍。27日(同28日)には本塁打が出ればサイクルヒットという好結果を出している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
■大谷翔平 人気記事
■Pick Up
・嫌われない広告とは?「ABEMA」のスポーツ×広告事例から紐解く
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?
・槙野智章氏と考える「スポーツ×マーケティング」の可能性