【MLB】ブリュワーズ7-5エンゼルス(4月29日・日本時間30日/ミルウォーキー)
エンゼルス大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、5打数3安打2盗塁の成績で2試合ぶりの3安打を記録した。ただチームは投手陣が打ち込まれ7失点。味方打線も相手投手陣をあと少しとらえきれずの敗戦で、またしても大谷が活躍してエンゼルスが負ける「なおエ」展開になってしまった。
開幕からほぼ休みなく試合出場を続ける大谷は、シーズン28試合目で27試合目のスタメン出場。17連戦の最中でも1試合も休まず、16試合連続で出場、うち3度は先発マウンドに上がるなど、タフネスを見せている。
この日は2021年のサイ・ヤング賞投手、バーンズとも対戦したが、第1打席はファーストゴロの併殺打。続く第2打席は痛烈に一、二塁間を抜くライト前ヒットで4試合連続安打を記録した。第3打席は再び詰まったセカンドゴロに倒れたが、第4打席は第2打席と同じようにまたも一、二塁間を抜いたライト前ヒット。直後には今季4個目、5個目と立て続けに盗塁を決めて、足でもチャンス拡大に貢献した。さらに9回の第5打席にも3本目の前ヒットを放った。
チームは8回、そして9回に主砲トラウトに追撃の2ランが2本も飛び出したが、ブリュワーズ投手陣から3点止まりとなると、先発デトマーズを味方の守備が足を引っ張る形になり7失点(自責4)。中盤までに失った点が大きすぎたこともあり、終盤の追い上げも届かなかった。大谷が活躍しても「なおエンゼルスは負けました」の「なおエ」展開。大谷ファン、エンゼルスファンにとっても、なんとももどかしい試合となっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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