ソロキャンプ女子に迫る危険と迷惑行為 “教え魔”「こうした方がよく燃えるよ」対策は?
“教え魔”の撃退法
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 自然に囲まれて1人のゆったりとした時間を楽しめる「ソロキャンプ」が女性にも人気だ。いっぽう、女性1人だと迷惑行為や危険に巻き込まれるリスクもあるという。

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「1人でキャンプをしていると、『危険だな』と思うことがある」

 そう語るのは、ソロキャンパーのsaki camp(サキキャンプ)さんだ。3年ほど前からキャンプにハマり、子育てをしながら月に1~2回キャンプを楽しんでいるという。しかし、危険な場面を目にしたことも。

「独身女性キャンパーに、グイグイいく人を見たことがある。たき火をしていたら『こうした方がよく燃える』と教えに来たり。『女性だから知識がない』とマウントを取ってくる人もいる」

 親切心なのか、女性に近づくためなのか。とにもかくにも口出ししてくる通称“教え魔”に対して伝えたいことは。

「急に話しかけられると女性は怖いと思うときがある。キャンプは失敗も楽しかったりするので、本当に困っている人や『助けてください』と頼まれない限りは、そっとしておいてほしい」

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 実際、ソロキャンプを行っていた女性が、窃盗や性被害にあったというケースも。対策としてsaki campさんが必ず行うことがあるという。

「テントのところに男性用の靴を置いて、『1人じゃないよ』とアピールしたり、着いたときと途中に(家族に)連絡をしたりする。電話をしていたら周りに少しは聞こえているだろうから『私はまったくの1人ではない』とアピールしている」

 また、ソロキャンプをするうえで、事前の情報収集はすごく大事だと話した。

「全く知らないところに行く場合、気候はわからないし、(携帯の)電波が届かない場合もあるので、ちゃんと把握しておくことが大事。また、女性キャンパーなら、有料で管理人が常にいるキャンプ場の方が安心して泊まれると思う」

 こうした対策が功を奏しているのか、saki campさんは“教え魔”などの迷惑行為を受けたことはないという。

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 こうした被害が相次ぐと「女性はソロキャンプに行くな」といった批判の声が出てくるが、女性だけでなく、ちゃんとした男性キャンパーもそういう目で見られるようになり、キャンプに行きづらくなる懸念もあるという。

「普段気にしない風の音や鳥の声、たき火などの非日常感が味わえるところが好き。好きなことを我慢するのはすごく嫌だし、悲しい」

(『ABEMAヒルズ』より)

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