WBC日本代表として選出され、ガッツあふれる活躍と人懐こいキャラクターから、瞬く間に日本の野球ファンのハートを鷲掴みにしたカーディナルスのラーズ・ヌートバー。5月4日に行われる大谷翔平との侍対決が注目となる中、4月29日に行われたドジャーズとの一戦で披露した“舌出し”でのスーパーキャッチが、ファンの間で話題となっている。
【映像】ヌートバー“舌出し神プレー”の瞬間
カーディナルス2点のビハインドで迎えたこの試合の5回裏・ドジャースの攻撃、1死一、二塁の場面で、5番・ジェーソン・ヘイワードが放った打球は、ライト方向右へと流れ気味に飛ぶ強烈な飛球に。普通ならば無理をせず、打球のフェンス到達後にクッションボールを処理して内野へと返球…という場面であったものの、ヌートバーは快足を飛ばしてこの打球に追いつくと、舌を出しながらのスーパーキャッチ。その後も素早く体制を立て直し、中継へと返球したことから、既にスタートを切っていた三塁走者も生還できず、慌てて帰塁するのがやっと。文句なしのファインプレーとなった。
その後、捕手による“まさかの打撃妨害”をとられたことで、打者のヘイワードは一塁へ、走者もそれぞれ進塁する結果となってしまったため、ヌートバーのスーパーキャッチは、はからずも“幻のファインプレー”となってしまったが、それでもネット上の野球ファンからは、この“舌出しキャッチ”に「舌出し神キャッチ」「舌が長いのかな?」「ヌートバーのちょっと舌が出そうな笑い方可愛くて好き」「山本昌もマウンドで出してたよね」「舌出しながら運動してると限界値の能力が伸びるらしい」と、様々な声が寄せられることとなった。
ヌートバーといえば、3月9日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドの対中国戦でも、“舌出し”でのスーパーキャッチ”を披露して話題となっていたが、本人曰く、「子供の頃からの癖」なのだという。
とはいえ、ヌートバーは、プレー中に常時この“舌出し”をしているわけではなく、本人談から推察すれば、「ここ一番という場面で、気合が入ったときに思わず出してしまう癖」である様子で、実際、米国で発売された野球カードの中には、この“舌出し”の瞬間を収めた写真がしばしば使用されるなど、もはやヌートバーの活躍を象徴する姿となっているが、そうした意味でいえば、ヌートバーが思わず舌を出してしまうような場面が増えれば増えるほど、より多くのファンが、その白熱したプレーと展開に、胸を躍らせることになるといえる。今季、こうした彼の姿が数多く見れることに、我々も期待したいところだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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