今期、準MVPプレーヤーの圧倒的な打点に、ファンの視線が集まった。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ、5月1日の第1試合。TEAM雷電・本田朋広(連盟)が赤2枚にドラが3枚という破壊力抜群の手を育て、見事に親跳満を決めた。
開局に6400点を放銃し迎えた東2局の親番。TEAM雷電・本田は9巡目にドラ2索を暗刻にして3・6索待ちのリーチ。この時点で親跳満が確定だ。放送席からは「うわー!」と声が上がり、視聴者からも「すごい所引いたw」「いっけえええええ!!!」「本田JAPAN!!」「なんぞこれw」「出和了18000からww」と大歓声が。
KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)から追っかけリーチがかかるも、その待ちはすでに山になし。本田に放銃はないこの勝負、渋川が3索を掴み、リーチ・赤2・ドラ3の1万8000点をゲット。今期幾度となく手にした大物手を、この大舞台でも炸裂させた。
今期は最多の13勝を挙げ、個人で準MVPを獲得した本田。今シリーズ終盤の重要局面で登板を任され、見事に高打点をゲット。圧倒的な破壊力を持つその手にファンも惹きつけられた。
なおこの試合、本田は終盤にファイナル進出ボーダーライン上のライバル、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)のトップを全力で阻止。自身は3着で終わったもの、この親跳満による序盤の貯金を活かして、最低限の仕事を全うしている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)







