ファイナルシリーズ進出をかけて6チームで戦うプロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズも、いよいよ終盤。5月2日、開催14日目の第1試合では、そんな極度の緊張感を表すかのようなシーンがあった。
場面は東2局1本場だった。起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)、U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)の並びで始まった当試合、東1局では仲林が滝沢から北・發の2000点を奪取。東2局では親の松ヶ瀬が瀬戸熊からダブ東・赤2の満貫・1万2000点をアガった。そんな中で迎えた東2局1本場、松ヶ瀬は鳴きを駆使して4・7索待ちのテンパイ。6筒を引いたところで仲林を意識して6筒の単騎待ちへと変化させると、その次々巡、瀬戸熊から7索が捨てられた。
これに思わず松ヶ瀬は「ロン。あ…」と反応。予想外の誤ロンに実況も「あ!さっきまで4・7索待ちだった」「いやー、珍しいことが起きてしまった」とすると、ファンからも「あ」「え?」といった投稿が連発した。結果的に倒牌をしなかったことから、アガリ放棄で試合は継続。その後もコメント欄には「プレッシャーすごいよな」「緊張してんだなぁ」「緊張感が半端ないんだな」などとコメントが殺到した。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)