U-NEXT Piratesの仲林圭（協会）と鈴木優（最高位戦）が5月2日、プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ14日目の第1試合・第2試合に登板。チームのセミファイナルシリーズ最終日を3着・ラスで終えた。仲林と鈴木優は、共にセミファイナルシリーズで躍動。5月1日は“UKコンビ”で2着・1着と善戦した。この日も登板を任された2人は、深夜に監督から連絡を受けた模様。大事な試合への抜擢に、揃って「嬉しい」と口にした。
第1試合はEX風林火山・松ヶ瀬隆弥（RMU)がアガリを重ねる中、南3局1本場でツモ・ハイテイ・タイヤオ・赤2の満貫・8000点（＋300点）を加点。一時は2着目に浮上するも、オーラスでTEAM雷電・瀬戸熊直樹にまくられた。続く第2試合は1回のアガリ、5回の放銃と大苦戦。5位からの浮上を阻止する包囲網もあり、持ち点7800点のラスに沈んだ。
第2試合を終えてインタビューを受けた鈴木優は、「監督の采配に応えたかった」「チームで誰か1人しか出られない中で自分が登板することになって、気持ちはとても入っていたんですけど、とても残念です」とコメント。他チームからの厳しいマークについては「そこそこの手は入るんですけど、先手を取れる手が少なくて」とし、「トップが欲しい局面だったので、簡単にアガリを諦めるには、そうもいかず…。厳しかったですね」と続けた。
現状、ボーダーライン上の4位・KONAMI麻雀格闘倶楽部とは93.9ポイント差。同じくセミファイナルシリーズの全試合を消化したTEAM雷電を除く上位3チームが点数を減らして逆転という可能性もあるが、状況はかなり厳しい。「まだ結果は終わってないですけど、応援してくださったファンのみなさま、ありがとうございました。まだまだMリーグは続きますので、応援よろしくお願いします」。仲林と同じくMリーガー1年目の鈴木優は、真っ直ぐにカメラを見つめて気丈に振る舞った。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合（全188試合）。上位6チームがセミファイナルシリーズ（各20試合・全30試合）、さらに上位4位がファイナルシリーズ（16試合）に進出し、優勝を争う。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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