【MLB】カージナルス-エンゼルス(5月2日・日本時間3日/セントルイス)
どんな場面でも手を抜かない姿勢がファンに愛される。エンゼルスの大谷翔平投手がベンチスタートとなったこの試合。大谷翔平の“兄貴分”として広くファンに愛されるトラウトが三塁へのゴロを放った際に、チームを鼓舞する一塁への全力疾走で出塁に成功。その姿勢に「全力なところ好き」「全力兄貴、尊敬します」と大きな反響が寄せられた。
初回に4点を奪い、エンゼルスがリードした2回表。エンゼルスは1死走者一、二塁のチャンス。マウンドには今季未勝利ながら過去2シーズンでは計19勝を挙げているカージナルス先発の好投手・マッツ。フルカウントの8球目、トラウトはマッツが得意とするシンカーを強く引っ張った。打球はナ・リーグで10年連続ゴールデングラブを受賞している名手・アレナドが好捕、三塁を踏み、さらに一塁へ返球した。際どいタイミングだったものの、全力疾走の甲斐もあってトラウトはセーフ。このプレーに視聴者から「足はや!」「兄貴足早くてかっこいい」「トラ兄さすが全力」「ベテランなのにこの全力疾走が好きなのよ」など多数の賛辞が寄せられた。
ABEMAで解説を務めていた五十嵐亮太氏もこのプレーに脱帽。「こういうトッププレーヤーが全力でプレーしているのを見ると、チームとしてもかなり大きいというか、他の選手にもいい刺激がいきますよ」とトラウトの激走に賛辞を送っていた。
大スターの全力疾走する姿勢は常にファンの共感を集める。4月5日に大谷が初勝利を挙げた際にも、打棒はもちろん走りでもチームに貢献。大谷を鼓舞するような激走パフォーマンスで、大いにファンを沸かせた。
大谷は17連戦全てに出場したこともあり、先発前日のこの試合は今季2度目のベンチスタート。それでもエンゼルスには「トラ兄」がおり、手を抜かないプレーでチームのけん引役となっている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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