日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」への挑戦権を争う、鳳凰戦A1リーグの第2節B卓が5月3日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」EX風林火山でも活躍する勝又健志が+141.0という記録的大勝で、1人浮きの卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
元Mリーガーの沢崎誠、藤崎智、さらに実績十分の前田直哉と、鳳凰位決定戦を戦っても不思議ではない豪華な顔触れの中、勝又は1回戦から気持ちよくトップを取ると、怒涛の4連勝。他の3人を圧倒する出来で、まだ2節目ながら決定戦進出まで見えたかというほどの大量ポイントを獲得した。試合後は、普段冷静な勝又も「これだけ運に恵まれていたので、風を止めないように打つことだけを考えていました」と笑っていた。
【試合結果】
1位 勝又健志 +141.0
2位 前田直哉 ▲26.7
3位 沢崎誠 ▲37.3
4位 藤崎智 ▲77.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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