条件は大事、でも全力でぶつかることも忘れない。プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23」セミファイナルシリーズ、5月4日の第2試合、KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)がドラ待ちの七対子で倍満をツモ。条件戦ながらいつも通りの“全力ボディ麻雀”を披露し、ファンから大きな声援を受けた。
場面は東4局2本場。渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)の先制リーチを受け、高宮はドラ八万を引くとアドレナリン全開。無筋を切りながら前進、ドラ待ちの七対子をテンパイした。即リーチは自重したが、その後思い直して追っかけリーチ。解説の土田浩翔(最高位戦)は「大変だ!」。実況の日吉辰哉(連盟)も「一発でいっちゃうパターンあるこれ!」と興奮しきり。
ほどなく高宮に八万が訪れ、リーチ・ツモ・七対子・ドラ2・赤の1万8000点(+600点、供託1000点)をゲット。ファンは「爆発きたああああ!」「きたあー!」「まりしゃん!まりしゃん!!」「やべえww」と大喜び。土田は「出ちゃったよ!」と驚いたきり絶句した。
短期決戦の条件を気にするより、のびのび打ったら最高の結果に。美女雀士がグラビアばりの全力ボディ麻雀で親跳満を獲得、その芸当に思わず放送席も絶句というエキサイティングなシーンだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019-20シーズンから全8チームに。各チーム4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム94試合(全188試合)。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各20試合・全30試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(16試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)