【MLB】カージナルス7-11エンゼルス(5月4日・日本時間5日/セントルイス)
この日3ランホームランを含む3安打4打点の活躍となったエンゼルス・レンヒーフォ内野手が守備でも“魅せた”。センター方向に飛んだフライを追いかけた二塁手は、手を横に広げて落下点に入ったことをアピール。しかし捕球直前で突如お辞儀ポーズをとって、センターのフィリップに譲った。
この日はまさにレンヒーフォの日だった。「8番・二塁」でスタメン出場すると、2回裏に回ってきた最初の打席ではライトスタンドに飛び込む3ランホームランを放ち、チームは逆転に成功した。
3回の第2打席ではピッチャーへの内野安打でマルチヒットとすると、4回の第3打席では犠牲フライで1点を追加。7回の第4打席ではレフトへの二塁打を放つなど4打数3安打4打点の活躍を見せている。
守備でも8回に、本来ならショートが処理するセンター方向からやや左寄りの打球をレンヒーフォが逆シングルでキャッチ。そのままジャンピングスローでアウトにするなど、溌剌としたプレーを見せた。
迎えた9回裏、カージナルスのアレナドが放った打球はセンター方向に高く上がった。浅めのフライにセンターのフィリップスが前進してきたが、同時にセカンドのレンヒーフォも「俺が捕る! 俺が捕る!」と言わんばかりに猛ダッシュする。しかし、お見合いを避けようとしたのか、レンヒーフォはその直後に「はい、やめたー」とばかりに打球を諦めて「気をつけ」のポーズで頭を下げてペコリ。レンヒーフォとしては打球が見やすいようにこの体勢に切り替えたようだが、捕球した直後のフィリップスは「マジか!?」の表情を見せた。
まるで野球コントのような面白プレーに、早朝にかかわらずSNS上では「ほいっと。って感じだったww」「レンヒーフォぺこり~www」「今日はレンヒーフォの日だな」などのコメントで沸いた。
攻守にわたってひかるプレーを見せたレンヒーフォの活躍により、エンゼルスは4連勝で貯金を「4」に増やしている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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