吉田正尚、3安打3打点1本塁打！継続中では今季メジャー最長14試合連続安打打率も.317まで上昇、チームも破竹の6連勝

【MLB】レッドソックス11－5ブルージェイズ（5月4日・日本時間5日／ボストン）

　レッドソックスの吉田正尚外野手が「2番・レフト」でスタメン出場し、5打数3安打3打点1本塁打と大活躍した。前日からの連続試合安打は「14」に伸び、継続中の記録としては今季メジャー最長。第1打席の先制の6号ソロはセンター越えに、第2打席はライト前、第3打席はレフト前にそれぞれタイムリーと、広角に打ち分ける吉田らしい打撃。自身2度目の猛打賞となり打率も.317まで上昇。チームの6連勝に大きく貢献した。

【映像】吉田正尚、初球攻撃で豪快6号ソロ

　前日までに13試合連続安打、3試合連続マルチ安打を記録していた吉田だが、勢いは加速するばかりだ。第1打席、いきなり初球を振り抜くと打球はセンターフェンスを越える飛距離121.9メートルの6号ソロ。いとも簡単に先制点を生み出した。「安打製造機」と化した吉田は止められない。続く第2打席はセカンドを強襲するようなライト前へのタイムリー。さらに第3打席、今度はショートの脇を鋭く抜くレフト前へのタイムリー。どのコース、どの方向にも打ち分けられる吉田らしい打撃が、メジャー1年目から全開になっている。

　一時は右太もも張りでコンディションを崩し、打率も1割台まで低迷。大型契約に見合わないのではと、現地メディアでも叩かれたこともあったが、それもすっかり忘れられるほどの大活躍。NPBでは通算打率.327というハイアベレージを残してきたが、今季の打率もこれに迫るまで急上昇。吉田がスイングした際の結果に、ヒット以外のものをイメージする方が難しくなってきた。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）