【MLB】フィリーズ3-5レッドソックス(5月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)
足も速ければ、送球も速い。レッドソックス吉田正尚外野手とともに外野を守るタピアが、俊足と強肩のどちらも活かしたダイナミックなプレーでファンを沸かせた。
状況は2回。フィリーズ先頭のカステラノスが初球攻撃で放った打球は一塁線を破るヒット。打球は張り出すように作られている客席手前のフェンスへと向かって転がっていった。外野手からすればここに打球が止まってしまうと、守備位置からの移動距離が増えるため、長打につながってしまうウィークポイントだ。
するとライトを守っていたタピアが守備位置から全力疾走。フェンスに到達する寸前に逆シングルで捕球すると、勢いそのままに二塁へ向かって“強肩発動”し、ノーバウンド送球し、カステラノスを刺して見せた。
足が速いだけでも、肩が強いだけでもできない好プレーに、ファンからも「送球やばっ」「すげえ守備」「外野の肩が強すぎる」と絶賛のコメントが寄せられた。タピアは188センチと長身ながら、体重72.6キロと細身の選手。見るからに身体能力の高そうな29歳だが、出塁すれば面白いように盗塁を決める俊足選手として昨日し、レッドソックス打線の得点力アップに貢献している。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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