【MLB】フィリーズ3-5レッドソックス(5月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)
仲間に下された判定が、よほど頭に来たのだろうか。レッドソックス吉田正尚外野手が「2番・レフト」で先発出場した試合で4回に3番を打つターナーが、ピッチクロック違反(残り8秒以内に構えていない)で三振を宣告されると、球審に詰め寄りベンチに戻ってからも困惑。すると次の4番ディバースが空振り三振に倒れた後、怒りのあまりにヘルメットを叩きつけるシーンがあった。
事の始まりはターナーの打席から。カウント2-2からターナーが一度打席を外し、その後少しゆったりと構えると、球審が大きく手を広げて試合を止め、時計を指差すような仕草をしてからターナーに三振を告げた。今季から導入されたピッチクロックは、走者なしのシーンで投手が15秒以内に投球動作を始めないといけないが、打者も残り8秒になるまでに構えなくてはいけない。中継映像のリプレーでは確かにターナーが8秒を過ぎても、まだしっかりと構えていないように見えた。
ただし当のターナー本人は納得がいかない。しばらく球審に詰め寄り質問を繰り返すと、慌ててコーラ監督も飛び出して仲裁に入った。その様子を心配そうかつ不満そうに見ていたのが、次の打者だったディバースだ。結局ターナーは納得がいかないままベンチに下がり、その後も監督やコーチと確認をしていたが、ディバースはなんとも言えない表情のまま打席へ。気持ちが落ち着かないままの打席だったためか、3球三振に倒れた。するとここでディバースのイライラがついに爆発。激しくヘルメットを地面に叩きつけた。
ターナーがぐっと堪えてベンチに戻った代わりに、ディバースが激怒するという展開に、ファンからは「キレてるじゃん」「これはブチ切れ」「関係ないのにおこで草」といった反応が寄せられていた。今季から入ったピッチクロックによって試合進行が大幅に早まったこともある一方、投手・打者どちらにも微妙な判定によって退場者が出る事態にもつながっている。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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